ちょうどマンションから二十代前半の
スケーターっぽい格好の可愛らしい男の子が二人出てきた。
男の子A「いいマンションじゃん」
男の子B「そう?」
男の子A「いくらだったの?」
そんな会話が聞こえてきた。
私は、「うん千うん百万円」と返事をするもんだと
間も無くすれ違うであろう彼らの会話の続きを無意識に想像した。
男の子B「坪340万」
男の子A「へぇー。いいじゃん。」
私、心の声『…』
私、心の声『!!!』
私、心の声『えーーー!坪ーーー?!坪で?!』
私は、分譲賃貸でこのマンションに住んでいるので
このマンションの購入価格を知らないし、
このマンションが坪340万と言われても
高いのか安いのか其れ相応なのかもわからない。
いや、坪でマンションの値段言われてもさっぱりわからない。
そんな会話をつい最近まで完全に子供だったであろう彼らが
あまりにも自然にしていたことに
さっき食べたショートケーキの苺が出てきそうになった。
そんな土曜日…
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